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2010年9月24日
「アロマのある空間 ー五感に響く、香りマーケティングー」
9月27日、アットアロマ株式会社の代表取締役・片岡郷の著書『アロマのある空間-五感に響く、香りマーケティング』が、日経BPコンサルティングより発刊となります。本書は、昨今、様々な分野で注目を集めているアロマ(香り)の魅力を、総合的な観点から分析した内容になっています。
今回は編著として代表取締役・片岡郷が、また監修・共著として近畿大学理工学部教授工学博士の宮澤三雄先生にご協力を仰ぎ、感性と身体機能に働きかけるアロマの魅力を多角的に迫り、解説がおこなわれています。

著者の片岡郷が、香りビジネスに取り組んですでに10年が経過しています。人々のアロマ(香り)に対する理解度や認知度が高まりをみせ、アロマを取り巻く環境にも変化があったといえます。そんな中で「アロマ空間デザイン」はどう成長し、どこに向かっていくのか。今回、『アロマのある空間』を出版した経緯や目的について、聞きました。
―『アロマのある空間』を出版した経緯について、教えてください。
(片岡)本書の中でも登場いただきました、C.ラッセル・ブラムフィールドの『Whiff!―The Revolution of Scent Communication in the Information Age(邦訳:フワッと香る!―情報化時代における香りのコミュニケーションという大変革)』を読んだ時に、ヒントをいただきました。香りがある空間が浸透してきた今、香りを空間に広げるということを体系立てて整理し、伝えることが必要であり、そのために書籍という形に残るものを選びました。
特に、天然のアロマが持つ「感性的価値」と「機能的価値」を体系的に説明していますので、その魅力と可能性を少しでも感じ、また理解していただければと思います。
―『アロマのある空間』はどんな方々に読んでもらいたいですか。
(片岡)日本文化を世界に広げたいと思っている方々にぜひ読んでいただきたいですね。メーカーのマーケッター、デザイナー、空間をデザインする企業の方々、企業ブランディングに取り組む方々など。日本の文化・日本発の文化を、世界に伝え広めていきたい、という方々まずはおすすめしたいと思います。
もちろん、アロマや香りが好きな方にも十分楽しんでいただける内容にしていますので、構えずに読んでいただき、楽しみながら理解いただければと思っています。
―『アロマのある空間』の読みどころはどこでしょうか。
(片岡)この書籍は、私も[編著]となっておりますが、まさにその通りの内容で、私の話や理論だけをまとめたものではなく、デザイナー/クライアント/研究者といった様々な業界の方々からお話を伺ってまとめたものになっています。多くの方の経験やノウハウが詰まった、多角的な内容になっていること、それがこの書籍の最大の魅力です。
書籍の内容について
Part1では、「アロマ空間デザイン」を「感性的価値」と「機能的価値」の両面から分析をおこなっています。
そもそも、「アロマで空間をデザインする」ということはどういうことなのか、どうして企業戦略の大事な要素として香りが位置づけられるようになってきたのか、デザイン体系図等を用いて説明がされています。
続くPart2では、アロマを有効に活用している先進企業の導入事例が紹介されています。アロマ導入の背景には、それぞれの企業の(1)ブランディング (2)マーケティング (3)コミュニケーションの戦略と強く関わりがあることがわかります。
そして、Part3でアロマの多様な薬理効果を取り上げ、科学的見地から解説がおこなわれています。
アロマのある空間
書籍のタイトルにもなっている「アロマのある空間」を紹介するPart2は、企業の担当者からの直接のお話と、事例写真をふんだんに使った内容で校正されており、本書の読みどころのひとつとも言えます。その場所に立ってアロマを感じているかのような、臨場感を感じられることでしょう。
自動車メーカー、ファッションブランドなど、アロマを空間に取り入れ有効に活用している企業様の事例が紹介されていますが、共通するのは顧客との接点に“空間”を有し、その質にこだわっていること。写真とともにその空間の心地良さを感じられる内容になっています。
機内でのおしぼりやカードによって香りを提供しているANAは、顧客との絆を深め、もてなしの心を伝えるためにアロマを活用しています。また、箱根の老舗・富士屋ホテルは、思い出とともに心に残るホテルを目指し、富士屋らしさを伝えるオリジナルアロマで館内演出を行なっています。
そのほか、LEXUS、SHIPS、キヤノンマーケティングジャパン、首都高(TOKYO SMART DRIVER)など多くの企業のアロマの活用が写真と共に紹介されています。
目次
【Part1】 アロマの魅力
人生を変えた衝撃的なアロマとの出会い/伝統の中で息づく香り文化の先進国、日本/アロマ空間が可能にする感性的価値と機能的価値/アロマで空間デザインするということ
【Part2】 アロマのある空間
[ANA]顧客との絆を深め、もてなしの心を伝える。/[富士屋ホテル]思い出とともに、心に残るホテルへ。[LEXUS]記憶に残る香りのおもてなし。/[SHIPS]アロマで五感を刺激する売り場づくり。 他
【Part3】 アロマの可能性
[アロマのチカラ]ブランディングとマーケティングの2つのパワー/[オフィスの環境対策]快適性を維持しながら体感温度を調整/[アロマの科学]香り成分が心身に働きかける仕組み/[認知症ケア]症状を和らげQOL向上を目指して/[教育現場]集中力と学習力を同時に高める/[ヘルスケア]禁煙や睡眠をやさしくサポートする
【Interview インタビュー】
- [大橋マキ]言葉を越えて伝わるアロマに惹かれて。
- [竹内慶(博報堂ブランドデザイン)]奥深い演出で日本流ブランディングを。
- [深津恵]本質をとらえ、香りで空間を彩る。
- [モーリス・ヨーステン]時を経ても価値が変わらないアロマを。
- [馬郡文平(東京大学 生産技術研究所)]天然アロマは空間価値を向上させる。
- [宮澤三雄(近畿大学 理工学部)]香りの解明でQOL向上に貢献したい。
【Dialogue 誌上対談】
[C.ラッセル・ブラムフィールド×ハラルド・H・ヴォークト]
米国香りマーケティングの最新動向
企業は戦略を理解し、長期的な取り組みを
書籍『アロマのある空間-五感に響く、香りマーケティング』
■ 書籍名
『アロマのある空間-五感に響く、香りマーケティング』
■ 著者
片岡 郷[編著]、宮澤三雄[監修・共著]
■ サイズ・ページ:
A5変型 / 168頁
■ ISBNコード
ISBN 978-4-901823-49-4
■ 価格
1,600円(税抜) / 1,680円(税込)
■ 発売日
2010年9月27日(月)
■ 発行/発売
日経BPコンサルティング / 日経BPマーケティング
全国主要書店、@aroma online store等で販売中です。
> 『アロマのある空間-五感に響く、香りマーケティング』
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