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高野槇 KOYAMAKI
ウッド
ウッド
フレッシュで青々しい、
静けさと気品が漂う木の香り [リフレッシュ]

高野山に古くから自生している針葉樹。高野山ではお供えとして利用され、その枝葉から抽出された香りは、青々しくフレッシュながら芯のある印象が特徴です。

  • 科名:コウヤマキ科
  • 抽出部位:枝葉
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 産地:奈良/和歌山
01古くから日本の生活に根付いた日本固有の針葉樹木
高野槇は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生育していたことにその名前が由来すると言われています。高野山周辺は、「紀伊山地の霊場と参詣道」、として奈良県、和歌山県、三重県の三県にまたがる広大な地域が世界遺産として指定されています。豊かな自然と神聖な空気に、多くの人が魅了され訪れている地です。
高野槇の材質は材木としては丈夫で朽ちにくく、水に強いなどの特性から、古代から高級な棺や水桶、橋杭などの材料として多く使われてきました。また高野山周辺では霊木とされ、お供えの花として利用されています。高野槇は、小さい頃から馴染みの深い、生活に根付いた植物であると言えます。
02専門の生産者が、小苗から丁寧に栽培
高野山を訪れると、様々な場所で高野槇を目にすることができます。ただ現在、天然の高野槇は自然保護の観点から伐採が禁止されています。お供えや供花、生け花などに使われているものは専門の生産者により植され大切に育てられたものがほとんとです。
奈良県吉野郡に広大な植林地を持つ小西林業さんもそのひとつ。高野槇の生産を専門としています。小苗から長い年月をかけて、草刈りや弦切、剪定や間伐など、季節や状態に合わせ手間ひまかけて大切に育林しています。
03剪定後の端枝から蒸留されたオイル
山で育てられた高野槇は、傷まないよう丁寧に枝葉が切り出されます。その後、お供え用あるいは生花用として、長さと枝振りで選別され、同じ長さになるよう手作業で切り揃えられます。
高野槇の精油は、その際に出た端枝を蒸留し作られています。加工時に出た枝くずや葉などを捨てることなく有効に利用しています。
また、昨今の高野槙の需要が増加により、精油の調達が困難になっているため、生産者さんのご協力の元、アットアロマでは自社の蒸留機を活用したMobile aroma labによる現地での蒸留も始めています。大きな蒸留窯を積み込んだ移動式トラックで産地まで赴き、精油の蒸留・調達を行っています。
04神聖な空気感を創り出す香り
高野山周辺で育った高野槇は、青々としたフレッシュな香りが特徴です。まるで森林の中にいるようなさわやかな印象ですが、他にはない記憶に残る個性が感じられます。独特な印象はありつつも、静かな佇まいを感じ、どこか落ち着く雰囲気を持つ香りというのも特徴的です。
気品を感じる青々しさを活かし、個性が際立ちすぎないよう、フレッシュさと荘厳さが調和する、高野山の神聖な空気感が伝わってくるようなブレンドを目指しました。
JB03 高野槇 10ml
フレッシュさと荘厳さが絶妙に調和し、高野山の神聖な空気を伝える
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