WORKING SWITCH ELK

関電不動産開発が手掛ける「自分らしい働き方」をデザインするシェアオフィス

導入場所:エントランス、コワーキングエリア
導入地域:大阪
VOICE

VOICE お客さまの声

WORKING SWITCH ELKは、好アクセスな大阪・堂島にあるシェアオフィス。一人ひとりが自分に合った働き方を自由にデザインできる空間です。関電不動産開発株式会社 開発事業本部の重岡さん、北田さんにお話をお伺いしました。

―コンセプトを教えてください。

「私たちは、1日として同じ日はなく、1つとして同じ仕事はないと考えています。そのため、シェアオフィスには、変化し続ける時代や環境のなかでは、その時々の気分や案件によってベストな働き方を自分で選択できる空間が必要と考えています。 エルクには、空間の広さを活用した6つのワークエリアがあり、それぞれにコンセプトがあります。例えば、受付の隣は「交わる」エリアと呼んでいるカフェコーナー併設のリラックススペース。さまざまなイベントにも利用可能で、活発なコミュニケーションが生まれています。その奥は「考える」エリアです。コワーキングエリアにありながら適度なパーソナルスペースを確保できる空間なので静かな雰囲気の中で、高い集中力を発揮できます。皆様ご自分のお気に入りのエリアを見つけて、居心地よくご利用いただいている印象です。」

契約プランによって使用できるプライベートエリア内には個室やデスク席も完備。落ち着きのある研ぎ澄まされたシンプルさから集中力を引き立てる空間となっており、フリーランスで活動されている方や、起業された方がご利用されているということです。

―大阪のシェアオフィス事情はいかがですか?

「東京はシェアオフィスが増えていますね。私も内覧に行きましたが、どこも大盛況でした。コロナ禍で大阪も需要が高まると考えていましたが、東京に比べるとまだまだニーズは低いです。自宅で仕事をすることに寛容な関西ですが、これから需要が伸びていけばと思っています。様々なシェアオフィスを見学しながら、取り入れられる要素はすべて取り入れ、仕事をするのにベストな空間を創り上げました。 ここエルクは、稀にみる地下のシェアオフィスです。外の天気は関係なく、道路を走る車の音も無いので、集中するには適したオフィスです。ただ地下だと感じさせない空間にしたかったので、バイオフィリックデザインの考えを取り入れ、「五感」で満足していただける空間づくりをしています。バーチャルウィンドウに映像を流したり、音楽をかけたりという取り組みもしています。」

―アロマ導入のきっかけについて教えてください。
「地下特有の無機質な香りもあり、仕事をしに来ていただくのにモチベーションが下がってしまうのではないかと考え、香りの演出は絶対にしようと決めていました。はじめはホテルのようなデザイン性の高い、インパクトのある香りにしようかと思っていました。ですが、強い香りは印象的である反面、きつく感じることもあると知り、自然にやさしく香り、好みが分かれにくい天然アロマでの演出を選びました。天然アロマの香りは働く人のモチベーションを整えたり、消臭や空気環境改善、ウイルス対策などの効果も期待できるところもいいですね。」

演出は、エントランスとコワーキングエリアの2箇所。香りは、「癒し」「森林浴」「リラックス」をテーマに、施設の空間コンセプトに合う爽やかでほどよいリラックス感をもたらす香りです。スタッフだけではなく、実際にシェアオフィスを利用している利用者の女性たちにも意見を聞いて、選んだということです。

―香りの反響はいかがですか?

「自然に心地よく香っているので、働いている方にも気付いていただいています。特に香りに敏感な方には、「いい香りですね」とわざわざお声掛けいただいたり、香りがどこから出ているのか探されたりしていらっしゃる方もいます。 今後は季節によって香りを変えてみもていいなと考えています。香りが変わったら利用者のなかでも話題になることは間違いないのですが、今の香りの評判がとても良いので、わざわざ変えるのも勇気がいります…。当面は香りがあることの定着化を狙いつつ、ゆくゆくは、まずはエントランスだけ香りの変化をつけてみてもいいかなと考えています。」

エルクでは、空間演出だけでなく、卓上ディフューザーとアロマオイルの「レンタルアロマサービス」も行っています。ファンディフューザー「コウ」かネブライジングディフューザー「オーブ」をお選びいただき、ご用意している数種の香りからお好みの香りをお選びいただき、ご自身のデスクで利用できるということです。

―レンタルアロマのご利用状況はいかがですか。

「少しずつ利用者が増えています。アロマを使ったことがない人でも、レンタルなら使ってみようと思っていただけるのかもしれません。特に「オーブ」は反響がいいです。セメントの台座にフラスコが載っていて、「なにこれ⁉」と興味を持っていただけます。見た目のおしゃれさ、あとはオイルを入れたときに色が見えるのがいいですよね。 コワーキングエリアで使うなら、香りが拡がりすぎない「コウ」をおすすめしています。電源を取る必要が無く、音も静かで集中できます。」

癒しの要素が多く、街の喧騒から離れたオフィス空間にはONとOFFの切り替えができるように様々な工夫がありました。香りが切り替えスイッチのひとつとなっていること、嬉しく思います。地下にあるシェアオフィスの新たな取り組みに今後も期待したいです。
(2021/9 取材)

  • <取材協力>
    関電不動産開発株式会社
    〒530-0005
    大阪市北区中之島3丁目3番23号
    (中之島ダイビル内)
    お問い合わせ先: 06-6446-8821
    https://www.kanden-rd.co.jp/

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